中東危機

最新ニュース

  • イラン国旗やハメネイ親子の肖像画などを掲げた人たちがカメラに背を向けて、市街地の道路を行進する向こうで、黒煙が上っている

    トランプ氏、米軍がイランの石油輸出の「生命線」爆撃と

    米・イスラエルによるイラン攻撃と、イランによる反撃が続く中、アメリカのドナルド・トランプ大統領は13日、イランの原油輸出の9割を担うカーグ島の軍事標的を爆撃して破壊したとソーシャルメディアで発表した。他方、米軍は日本の長崎県の佐世保基地に配備する強襲揚陸艦と沖縄に駐屯する海兵隊部隊を中東地域に派遣する方針と、複数の米メディアが伝えた。トランプ氏は戦争終結の見通しについて記者団に聞かれ、「必要なだけ続く」と答えた。

  • 青空の下、タンカー2隻が洋上で並んでいる

    アメリカのロシア産石油制裁の緩和、各国が批判

    アメリカ政府は12日、イスラエルと共に開始したイラン攻撃によってエネルギー供給が打撃を受ける中、海上輸送中のロシア産原油や石油製品の購入を禁止してきた制裁を緩和した。しかし制裁緩和の発表後も、原油価格は13日に再び1バレル当たり100ドル付近で推移し、各国の株式市場は下落した。欧州およびカナダの指導者たちは、アメリカの制裁緩和はロシアの利益につながるものだと警告している。

  • 緑と黒の給油ノズルのクローズアップ画像。赤い服を着た人物が右手でノズルを持ち、車にガソリンを入れている

    アメリカ、ロシア産原油の制裁緩和を発表 イラン攻撃による価格高騰受け

    アメリカは12日、制裁対象にしているロシア産原油および石油製品について、すでに海上輸送中のものに限り、約1カ月にわたり各国が購入することを認めると発表した。米・イスラエルとイランの戦闘に伴う原油価格高騰に対処するのが狙い。アメリカはロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシア産エネルギーを標的とした制裁措置を科してきたが、これを緩和するかたちになる。

  • 画面下に赤地に白いアラビア文字が映し出されたテレビ画面。青い背景にイラン国旗、モジタバ師の写真が並んでいる

    イランの新しい最高指導者の初声明、国営メディアが紹介 ホルムズ海峡封鎖を継続すると

    イラン国営テレビは12日、新しい最高指導者モジタバ・ハメネイ師の初の声明として、ホルムズ海峡の封鎖を続けるという政府の方針を伝えた。ハメネイ師自身は登場せず、アナウンサーがその声明を代読した。最高指導者に選ばれて以来、ハメネイ師は公の場に姿を見せていない。近影の写真や映像も公開されていない。ホルムズ海峡は世界の石油輸送の要衝。こうしたなか国連は、2月末から続くイランへの攻撃で、同国内で約320万人が避難していると推計している。

  • ほぼ人影がないテヘラン市内の通りの画像、テーブルクロスの上に食事が並んでいる画像、紙のコーヒーカップを持った手のクローズアップ画像が並んでいる

    「ミサイルの下でも私たちは生き続ける」 イランの若者は戦争とどう向き合っているのか

    イランの人たちは、米・イスラエルによる爆撃作戦が続く中、自宅に身を寄せ、ほとんど人気のない通りへ外出することはめったにないと話している。BBCペルシャ語が、テヘランに残る人たちや、家族と国内で避難した人たちなどに話を聞いた。

  • 砂道を砂色の軍用車両が荷物を載せ、アメリカ国旗を掲げながら縦一列になり走っている

    【解説】 トランプ氏はイラン国民に蜂起を呼びかける、しかし1991年のイラクの教訓は重い……BBC国際編集長

    トランプ氏より前の歴代アメリカ大統領がイランに対して大々的に行動しなかったのは、まさに今起きている事態を予想していたからだ。イランは今、アメリカの影響力に歯向かい、戦争を拡大し、莫大な経済的損失を与えようと行動している。戦争を防ごうとした湾岸諸国とアメリカの間の、慎重に構築された同盟関係を揺さぶろうとしている。戦争を始めるのは戦争を終わらせるよりはるかに簡単なのだと、トランプ氏は学ぶかもしれない。BBCのジェレミー・ボウエン国際編集長が解説する。

  • 乗用車にガソリンを給油する人の手元

    IEAが石油備蓄の協調放出で合意 過去最大量

    国際エネルギー機関(IEA)は11日、石油備蓄の協調放出に加盟32カ国が合意したと発表した。「前例のない規模」の課題に対抗するため、加盟各国が計4億バレルを協調放出するという。米・イスラエルが2月28日にイラン攻撃を開始して以来、原油の供給量の減少と価格急騰が世界的な問題となっている。

  • 夜にオレンジ色の炎を吹き出して燃え上がる洋上の船

    ホルムズ海峡で複数の船舶に攻撃、日本船籍のコンテナ船も

    複数の港湾当局は11日、ペルシャ湾やホルムズ海峡で複数の船舶が「不明の飛翔(ひしょう)体」によって被弾したと明らかにした。同海峡は石油輸送の要衝。同日には国際エネルギー機関(IEA)が、「前例のない」状況を受けて4億バレルの原油備蓄の放出を加盟32カ国が全会一致で決定したと発表した。

  • 紺色の上着を着たダン・ジョンソンBBC記者が、黒っぽい上着の男性と向かい合って立っている。男性の顔にはモザイクがかかっている

    ビデオ, 「政権を倒して、でも国民は殺さないで」 トルコへ越境するイラン人、BBCに心境を語る, 所要時間 1,25

    国内にとどまるのか。それとも、国外へ逃れるか――。アメリカとイスラエルによる爆撃が続くイランの人々は、厳しい選択を迫られている。

現場の状況

解説・検証

外交状況

  • 紺の幕と星条旗などを背に、大統領印のついた演台を前にマイクに向かって話す紺色スーツ姿のトランプ氏

    トランプ氏、イラン攻撃の成果強調「まもなく終わる」 プーチン氏と電話会談で「国際情勢」協議

    米・イスラエルによるイラン攻撃と、イランによる周辺諸国への攻撃が続く中、トランプ米大統領は9日、戦争の成果を強調し、「まもなく終わる」と述べた。記者会見や与党・共和党議員たちへの演説、複数メディアとのインタビューなどで相次ぎ発言した。トランプ氏はさらに、ロシアのプーチン大統領と電話会談。ロシア政府によると、主にイランとウクライナについて「現在の国際情勢」を協議するためトランプ氏から電話があったという。イラン国内では、住民の不安が高まっている。

  • 焼かれたタンクローリーなどが並ぶ奥で、巨大な黒煙が上がっている

    G7財務相、「エネルギーの世界的供給を支援」 共同声明

    主要7カ国(G7)の財務相は9日、米・イスラエルによるイラン攻撃に伴う原油価格の高騰を受けて緊急のオンライン会合を開き、「エネルギーの世界的供給を支援する」との共同声明を発表した。しかし、G7財務相と国際エネルギー機関(IEA)の会合は、戦略石油備蓄の放出についての合意には至らずに終わった。

  • 6人が横並びに立っている。バーク氏はダークスーツ姿、選手らはそろいのグレーのシャツを着ている。全員、ほほ笑んでいる。選手らは互いの背中に手を伸ばしている

    イラン国歌斉唱拒んだサッカー女子代表5選手に人道ビザ、豪政府が発給 帰国を危ぶむ声が出る中

    オーストラリアで開催中のサッカー女子の国際大会「アジアカップ」で、イラン代表選手らが2日の韓国との試合の際に、開始前の国歌斉唱を拒んだ。これを受け、イランでは厳しい批判が噴出。選手らが帰国すれば、身の安全が確実ではないとの見方も出ている。そうしたなか、豪政府は10日、イラン選手5人に人道ビザ(査証)を発給したと明らかにした。それ以外の選手らは同日昼の時点でオーストラリアに残っており、動向が注目されている。

  • アメリカ国旗とイギリス国旗が並んで立てられている前で、トランプ氏とスターマー氏が目線を合わせて握手をしている。写真は肩から下が見えない

    米英首脳が電話会談、イラン攻撃めぐる対応に批判の後

    イギリスのキア・スターマー首相は8日、アメリカのドナルド・トランプ大統領と電話会談を行った。トランプ氏は先に、米・イスラエルのイラン攻撃を開始する際のイギリスの対応を批判しており、両首脳が話すのはそれ以降で初めてだった。

  • 暗い建物群の向こうでオレンジ色の大きな火の手が複数上がり、煙が夜空に立ち上っている

    トランプ氏、イランに「無条件降伏」要求 イスラエルはレバノンへの攻撃拡大

    トランプ米大統領は6日、イランについて「無条件降伏」以外は受け入れないとソーシャルメディアに書いた。米中央軍司令部は、イラン国内で3000カ所を超える標的を攻撃したと発表した。イランの国連大使は、米・イスラエルの攻撃により、これまでで民間人1332人が死亡したと述べた。イスラエルはイラン攻撃を続ける一方、レバノン攻撃も拡大している。他方、複数の米メディアは消息筋の話として、ロシアが米軍の位置情報をイランに提供していると伝えた。

  • ソファに座り、マイクに向かって話しているゼレンスキー氏。黒い衣服で、真剣な表情でカメラを見つめている

    アメリカがウクライナに支援要請、イランのドローンへの対処で ゼレンスキー氏が明らかに

    ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、アメリカがウクライナに対し、イラン製ドローン「シャヘド」から湾岸諸国を防衛するうえで支援を要請したと発表した。ゼレンスキー氏はこれより以前、ウクライナの防衛が弱体化しないことと、ウクライナが外交面で利益を得ることを条件に、支援すると明らかにしていた。

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