トランプ氏、ホルムズ海峡の安全支援を改めて要望 日本など名指しで

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アメリカのドナルド・トランプ大統領は16日、イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡の安全を確保する必要があるとし、北大西洋条約機構(NATO)加盟国や他の同盟国などに改めて対応を求めた。また、重要な石油輸送ルートの安全確保に多くの国の指導者が「熱心」でないことに驚いていると不満を表明。石油の大部分をこの地域からの輸入に頼っている日本など東アジアの国々に対し、感謝と支援を望むとした。
トランプ氏はこの日、米ホワイトハウスでJ・D・ヴァンス副大統領と共に記者団の取材に応じた。
トランプ氏はイラン情勢について、同国のミサイル備蓄は大部分が破壊され、戦争前の8%まで減少したと主張。攻撃用ドローンもわずかしか残っていないとした。
イランの指導部に関しては、全員「いなくなった」との見方を披露。「私にとって最大の問題は、誰と話をしているのか全く見当がつかないことだ」と述べた。
トランプ氏はこの日、この記者団とのやりとりよりも前に、イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師について、「死んでいるのかどうか」アメリカは把握していないとしていた。
日本などは「感謝し支援すべき」
トランプ氏は、アメリカへの加勢に消極的なイギリスや他のNATO加盟国などの同盟国に関しては、「非常にがっかりした」なとど改めて批判した。
一方で、世界的な原油価格の高騰を受けて一部の国々が、ホルムズ海峡の安全確保を目指すアメリカの計画への支援を強めていると説明。ただ、具体的な国名は挙げなかった。
また、日本や韓国、中国などは、輸入する石油の大部分がホルムズ海峡を通過しているとし、それらの国の首脳らは「私に感謝すべきだ」と主張。「感謝するだけでなく、私たちを支援すべきだ」、「それらの国が積極的ではないことに驚いている」と述べた。
イランで核物質を封じ込めるために地上部隊の派遣が必要かとの質問には、「私が何か言うと思うのか」、「そんな質問に答える大統領は、大統領の資格がない」と答え、愚かな質問だと述べた。
トランプ氏はまた、戦争の見通しについて、今週中に終わることはないだろうとしながらも、「そう長くはならない」と述べ、近いうちに終結するとの見方を示した。
ただ、今月末に予定されている中国訪問に変更はないのかと聞かれると、1カ月延期するよう要請したと明らかにした。そして、「私たちは戦争の最中だ」と述べた。
一方、ヴァンス氏には、今回の戦争を支持しているかとの質問が出た。これは同氏が非公開の場で、戦争に対する懸念を表明していたと米メディアが報じたのを受けたものだった。
ヴァンス氏は、メディアが同氏とトランプ氏の間に「亀裂」をつくり出そうとしていると非難。イランが核兵器開発に近づいており、それゆえ戦争が必要だったとのトランプ氏の主張を支持していると述べた。











